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水俣病というと公害の象徴的存在で、何か邪悪なものが原因になっているようなイメージがあります。でも最近その検証もすすめられ、水俣の工場のようなものは20世紀においては一般的なものだったらしく、それにかかわった人間の行動はそれぞれの持ち場については理にかなっているし常識的であったと考えられるようです。ただ、取り返しのつかない深刻な公害問題をうみだしてしまいました。
このようなケースは最近でも珍しくなく、たとえば7月21日の山口県でおきた土砂災害にみられるように、高度な技術や優秀な人材・充分な予算があるにもかかわらず、また、ひとりひとりの仕事ぶりは及第点であるにもかかわらず、2960件の老人ホームが危険な場所に建てられているという現実のみが残されています。似たようなことは医療ミスの現場でも、リーマンブラザーズの破綻でも見受けられ、ひとりひとりは優秀でしっかり仕事をしているにもかかわらず、絶望的な事態が生じてしまっています。 特に新型インフルエンザに対しては、わが国はそれについての知識や医療設備あるいは人材などはけっして見劣りするものではないのですが、後手後手にまわっていて、あぶなっかしさはぬぐえないままです。若者や病人が犠牲になる危険性が日に日に高まってきています。 たぶん、目の前のことで精一杯で、 たての思考 の生まれる余地もないのでしょう。 たての思考 が足りないと、どこまで悲劇が広がるのかわかりません。 数多の人間を薄く広く加害者にしながら破滅へと追い込む負の連鎖をなんとか断ち切りたいですね。 #
by gen1961
| 2009-09-18 20:49
9月14日 15日の新聞やテレビのニュースは、ある日本人メジャーリーガーの新記録樹立のことを繰り返し報道していました。 あまり興味もなかったのですが、 漠然とそのインタビューをきいていました。
すると彼にとっては自分のことを他人事のように静観することは日常的なあたりまえのことらしいです。VTRがあるので、その日の自分の打席を繰り返し見ると語っていました。彼にとっては過去の成功体験は排泄の対象になっており、その日の自分の打席を繰り返し客観的に見続けて、明日のバッティングを模索しているようです。さらに、彼の場合バッティングフォームが毎年変わっていくことが指摘されていますが、それは戦略というよりも、VTRを使って自分を繰り返し客観的にみつめ続けることによって、自分を離れて、ひとりでに新しいフォームになっていくという表現のほうがあたっているようです。 もう一つ驚いたことが、今年の春の世界大会の決勝戦で勝ち越しタイムリーを打ったときのことです。実際彼はあまりのプレッシャーの大きさに押しつぶされそうだったそうですが、そのとき彼が何をしたかというと、心のなかで自分を客観的にみつめて自分で自分の実況中継をしたと語っていました。 これは客観的に自分をみつめることの底力を発揮した瞬間ではないでしょうか。たまたま自分の仕事振りがVTRに保存されている幸運に恵まれているために成し遂げられたことなのでしょう。 さらに駅の売店で見かけたのですが、 「イチ」アメリカの野球の殿堂入りか という記事の広告をみつけました。 彼はアメリカで「イチ」とよばれているようです。 たぶん「イチ」をつかっているのでしょう。 #
by gen1961
| 2009-09-16 00:16
深川洲崎十万坪は約150年前に歌川広重により描かれた名所江戸百景という浮世絵のシリーズのなかの一つです。俯瞰・鳥瞰という技法を駆使していて、筑波山まで続くスケールの大きい作品になっています。
むかしから、俯瞰図・鳥瞰図という作品はたくさんありますが、何か無機質というか立体的な地図というか、味も素っ気もないものばかりで、深川洲崎十万坪のような空気の流れや水の循環のようなものを感じさせる生き生きとしたものは珍しいです。現代においても空撮とか航空写真とかそれに類似する作品はありますが、終わった過去の情報をデジタル化してあるだけで、魅力に欠けます。 深川洲崎十万坪をながめていると“大和於原”というのはこういうものなのかなと思います。 無機質な惑星の表面を高いところから見て描いたところで退屈なだけです。 いきもののエネルギーにあふれた大和於原を描きたいですね。 絵の中の遠景にある双耳峰は筑波山ですが、この図像は霊鷲山(りょうじゅせん)を連想させるそうです。お経は霊鷲山で説いた といわれる山のことです。 #
by gen1961
| 2009-09-15 06:56
9月5日のNHKの番組でホッケ柱を放送していました。居酒屋のメニューでおなじみのホッケです。
ホッケは浮き袋のない魚です。ですから普段は深さ100メートル以上の海の底で生活しています。 ところが、ある日突然約3万匹のホッケが海面に向けて上昇運動をはじめます。すると海面の近くに、中央に渦のできた10メートルぐらいの高さになるホッケ3万匹の柱ができるという現象です。これだけ統率のとれた団体行動にもかかわらず、リーダーのいないことに人間は驚きを感じるみたいです。同じようなことは渡り鳥にもあって、決まった日の決まった時間にいっせいに行動を始める渡り鳥にもリーダーのいないことが確認されていて、これも人間からみると驚異であるようです。 さらに、サラワクの洞窟にいるコウモリのドラゴンフライ や アサギマダラの長距離飛行についても同様なことが認められ、個体は個体として主体的に生きながら、同時に集団は集団として主体的に生きていて、夾雑することもありませんし、リーダーも不在です。こうした動物の行動はMIGRATION(マイグレイション)と呼ばれているみたいです。 一方で、人間といえば、依然としてリーダーや救世主の登場を待望する癖がなかなかぬけません。「誰かがリードしてくれないかな。」とか「誰かがたすけてくれないかな。」という気持ちがなくならないようです。 でも、今年の春にプロ野球の世界大会がありました。 そのことについて、8月中旬の朝日新聞に記事が載っていましたが、あの優勝した日本チームは監督がカリスマであるわけでもなく、強いリーダーがいたということは特になくて、ただ高校野球の空気がそこに存在していたという証言が載せてありました。一人一人は相当強烈な個性を主張しながら、全体としては夾雑の少ない高校野球のチームのように有効に機能したようです。 人間もマイグレイションができるという良い例かもしれません。 わが国の総理大臣が居酒屋のメニューに “ホッケの煮付け”? というのがあると発言して話題になっていましたが、これも日本国民がリーダーに依存しなくなる良いきっかけになる可能性がありそうです。 フライウェイする人が少しでも多くなって、高次元と3次元を行ったり来たりする, 人類のホッケ柱をたくさんつくりたいですね。 #
by gen1961
| 2009-09-11 23:09
9月7日のNHKの番組でスーパー雑草の番組を放送していました。農作物を栽培するときに都合の悪い雑草を排除するために除草剤をまきますが、その除草剤のきかない雑草が増え続けているそうです。わが国では田んぼや麦畑において増加しており、アメリカでも大豆畑などを直撃しているそうです。
さまざまなことを暗示している出来事ですね。 一昨日もリンゴ農家のKさんのことをほめすぎたばかりですが、雑草を生やし放題にしているKさんの栽培法が認められるきっかけになりそうなはなしです。 これからのちスーパー雑草が拡大し続けて被害が増すことでしょう。それこそ、国も頼れず農協も頼れず誰のせいにもできずにたいへん辛い思いをする人が次々とあらわれそうです。Kさんは言います「作物がうまく育たないとき、それを土のせいにはしません。ずっと前からそこに存在している土の気持ちになればわかります。」とこんなことを。そもそも、何かのせいにするという発想じたいがないのかもしれません。 Kさんのように、普通は信じてもらえない体験を通じてえた確信により、これからあるべきものを見通すことがないと、きびしい時代になったのですね。 自業自得、自己責任、、3次元の思考に縛られている苦しさ、宇宙の法則の厳しさを見せつけられる日々になるのでしょう。。 Kさんは頼まれれば自分の農業のやりかたをどんどん教えてあげるそうです。自分のような苦労をさせたくないと心底思うからだといっています。 他人のせいにするのは最低です、自分で打開することが重要です。でも、理由が何であれ他人が困り果てているのを自己責任だから当然だとは、なかなか言えない人間が多いのではないでしょうか。 フライウェイ とは関係ありませんが、ひとの痛みがわかること ひとの気持ちがわかること というのは素敵ですね。 別に私はKさんの信者ではないです。 たまたま関連する報道が重なったので書きすぎました。 #
by gen1961
| 2009-09-08 20:33
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